男子の本懐。
- 2015.08.17
- 日々のこと
君たちにこういう話をするのもこれが最後かもしれない。
社会人で、ある競技を続けていた時のこと。
お世話になった総監督の口癖。
‘ 球は玉の下 ’
相手よりも一歩、先に球をまたげ。
身体がきつくなったとき、何度つぶやいたことか。
小さなその一歩が、相手をひるませる。
もう半歩が、味方に勇気を与える。
この一歩に、どこまで覚悟を示せるのか。
ピッチの中の、男子の本懐。
先の一歩。
この一歩が、夢へとつながる。
男子の本懐を遂げてほしい。
‘ 球は玉の下 ’ なのだ。
以前中学部のイレブンに向けてこれを書いた。
君たち高校部イレブンにも同じことを言う。
初戦の後半の中だるみ。
ああいう場面で、踏ん張れるかどうかがこれからの試合の岐路を分けると思う。
‘ 格上相手にハードワークをし続けられるか’がね。
‘ 球は玉の下’。
相手より半歩早くボールに寄せられるかが全てだと思う。
ピッチの11人がこれをやりきれば、結果はおのずからついてくる。
あれだけの練習をしてきたんだ。
君たちなら必ず出来る。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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