初戦を明日に迎えて。(高校部・2015夏）

不思議なことに、至って普通なのです。

普通という表現は適当じゃないかもしれません。
不安はあります。
しかし、その不安を打ち消してくれるものがあります。

あの秋。
帝京高校との対戦が決まった日。
応援者であるわたしは、勝負以前にその組み合わせに満足してしまいました。
‘ あの帝京とやれる。’

あの春。
東京朝鮮中高級学校との対戦が決まった日。
応援者であるわたしは、勝負以前に重苦しい気持ちでいっぱいになってしまいました。
‘ 中学総体で負けた東京朝鮮か・・・。’

彼らはそんなわたしの気持ちを裏切り続けてくれました。
素晴らしいサッカーを展開してくれました。

足掛け六年の彼らの軌跡。
そしてその彼らを見続けてきた下級生の気持ち。
わたしはそれを信じようと思います。
この夏、彼らは再びわたしを裏切ってくれることでしょう。

がんばれ、ベンツマークイレブン。
君たちを信じている。

nice！

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