真面目。
- 2014.11.06
- サッカーのこと
今の世の中、必ずしも褒め言葉ではないのかもしれません。
ここのところ親子話が続いて申し訳ないのですが、今日も少し。
小学校チーム時代、長男が点取り屋だったことはこのブログでも何度か触れました。
それが中学校に入ると、いきなりディフェンダー。
その理由は何だったのだろう?
彼が高校部に移って一年ほど経った頃でしょうか、中学部の監督先生とお話しする機会がありました。
そこで思い切って伺ってみたのです。
ストレートにではなく、やんわりと。
‘ 先生はどういうところを見られて、○○(長男のポジション)を選ばれるのですか?’
先生はお答えくださいました。
いくつかポイントがあったのですが、一番印象に残った言葉あります。
‘ サッカーに真面目な人間であるということです。’
フィールドプレイヤーとして味方ゴールに一番近いポジションだから?とわたしは解釈しました。
わたしは聞き返しました。
‘ 長男は、真面目ですか?’
先生もとても真面目な表情で、‘ 真面目です。’とお答えくださいました。
‘ ただし、サッカー以外は分かりませんが。’と付け加えられましたが。(苦笑)
そうなんだ。
小学校時代の彼からは想像つきませんでした。
真面目。
ここでサッカーの技術論だけを先生が話されていたら、わたしの心に残らなかったかもしれません。
とても嬉しかった覚えがあります。
その長男がことある毎に言う言葉があります。
‘XXにはかなわない。やつの言うことに疑いの余地ないもの。’
XXとは、同学年の部員。
第三者のわたしから見ても、融通の利かないくらい真面目。
しかし自分に厳しいその姿勢は、見る者を納得させるのでしょう。
ものごとに真面目。
わたしは立派な褒め言葉だと思っています。
・・今日も息子の話が入ってしまいました。
・・すみません。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
- 前の記事
今大会ではっきりしたこと。(中学部・2014秋) 2014.11.04
- 次の記事
屋上から全国に。 2014.11.08
コメントを書く