2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

行ってよかった。(合宿見学・2015夏)

長男がまだ寝ている間に、嫁さんと家を出ました。
時刻は6時を少し回った頃。
渋滞情報を気にしながら家を出たのですが、結果として9時にはインター出口に着いていました。

8時15分に学校に集合し出発した部員たちのバスもお昼前には着いていましたから、この時期でも三時間強あれば山中湖には到着できるということが分かりました。

高三生保護者三家族が集まり、差し入れ品の検討。
‘ 練習中に飲むものより、食事時、食後に食べられる美味しいもの’という声が子供たちにあったという話を聞き、当初の飲料水にから方向転換。

ただ、お世話になる宿にご迷惑をかけることを避けるために、宿の方にお話を聞いてみることに。
食事時に副食として付けることは管理上NGということでしたので、おやつまたは夜食として先生方から配って頂けるものに狙いを絞りました。

今回の参加部員数七十数名。
現地ではこの数のまとめられるお店が見つかりません。
用意してくるべきだったと後悔しました。

そして、探し出したものは、 ‘巨峰ゼリー’。
十数キロ離れた道の駅で売られていた、とても香りのよいゼリーでした。
一粒の大きさは実寸より少し大きめでしたが、それでもあの子たちに一つでは足りる訳もなし。
先生方の分も含め176粒を購入し、宿の冷蔵庫に入れて頂けるようにお願い致しました。

初めての合宿見学、本当に勉強になりました。

初日の練習は14時半から開始と聞いていました。
まだ時間がある。
‘石割神社に行ってみよう。’
この四百段を超える石段を上るという練習メニューがあることは以前から聞いていました。

前夜の父の会でも、あるお父様がこんなお話をされていました。
「 あの石段を試しに上ってみました。
改めて‘ 子供たちは一生懸命練習しているんだなぁ ’と思わされました」

三組の夫婦で山道を上がっていきました。
神社入り口の鳥居から石段を見上げました。
天に向かって反り上っていくような石段。
終わりが見えませんでした。

見ただけで上る気持ちは萎えるこの石段。
‘ これを三往復走り上り下るのか。’
前述のお父様の話に納得しました。
見上げた他の保護者の方々もそう思われたと思います。

神社に圧倒されているうちに練習開始時間を過ぎてしまい、あわててグラウンドに戻ります。
すでに、十組ほどに分かれてサーキットトレーニングを行っていました。

組ごとに幾つものメニューをこなしていきます。
その後は、パス・トラップを中心としたボール基礎練習。

わたしたちは先生方のご配慮に甘え、木陰に椅子を並べ見学。
涼しい風が流れ込みます。
前夜の父の会、そして早出。
目の前で行われている基礎練。
条件が整ってしまいました。

イレブンたち、先生方には申し訳なかったのですが、ウトウトと。
木陰が長く伸び、風が涼しさを増した頃に、正気に戻りました。

時計に目をやると17時近く。
ボールを使った基礎練も終わったようで、初日の練習もこれで終わりか。
と思った時、タッチライン(縦幅)に使ったダッシュ走が始まりました。

単なるダッシュ走ではなく、小刻みにGo & Returnを繰り返し、最後に縦100メートルのダッシュの往復。
これを2セット。
すでに練習開始から二時間半が経っています。

そしてその後に、ゴールライン(横幅)を使って基礎体力向上のための幾つものメニューを何往復も。
最後に行われた、一人を背負って四股踏み1ゴールラインは本当にきつそうでした。

常に先頭に立つのは高三キャプテン。
その頃になると、保護者全員が彼の行動を気にするようになりました。
つまり、彼が動いているうちは練習が続くということを示しているからでした。

もう終わるだろうと思って彼の後を追うと、次の位置に移動している。
まだやるのかぁ。
嫁さんの口から出ました。
‘ 勘弁してあげて。’

四股踏みが終わりかけると、大きなコーンで楕円形のリレーコースが作られて行きます。
直径の両端に半数ずつが分かれてリレーが始まります。
手にはマーカーを持って。
半周を走り終え反対側の部員にマーカーを渡し終えると一休み・・・とは行かず、すぐに元に戻って走ってくる部員からマーカーを受けまた走る。
これを7,8周行っていました。

規定の回数を走り終える際に、順番付が行われていました。

キャプテンの動きも止まり、集合がかかりました。
これで終わり。
と思いきや、‘ 順位×1’という声。
そこから腕立て伏せが始まりました。

前日の父の会でも話が出ました。
‘ ここんとこ、走ってばっかだって。’
あるお父様が言いました。
‘ それは正解だよ。
技術なんて急に上達する訳がないもの。
この時期は走って走って、走って、動ける自信をつけることが大事なんだ。’

わたしたちは静かにその場を後にしました。
心に確信をもって。

‘ この子たち、やってるよ。’

合宿はこの後五日半続きます。
猛暑も続きます。
身体の状態に細心の注意を払い、成し遂げて来てほしいと思います。
この努力は必ずや実を結んでくれると思っています。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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