よい経験をしたことでしょう 。対F東むさし戦 (中学部・2012年夏)
- 2012.09.18
- サッカー高円宮杯TリーグU15
結果から言えば、0-16の大敗でした。
シュート数、0。
前回のこのブログで、「どんな試合になろうとも、前だけを向いて戦ってほしい」と書きました。
イレブンたちは、下を向かず最後までボールを追いかけてくれたと思います。
試合の展開がこうなることは、想像がついていました。
しかし、わたしはこの対戦を‘幸運だ’と書きました。
惜敗では、感じるものが少ないと思ったからです。
パスのスピード・正確さ、トラップの技術、球際の強さ、その他全て別次元のプレイでした。
イレブンたちは感じたはずです。
別に華やかな、特別なことをされた訳じゃない。
基本技術の一つ一つの中に、大きな違いがあった。
追いつけはしないけれど、その距離を縮めるための努力の余地は残されている。
そのために、普段の練習をどのような姿勢で行うべきか。
素晴らしい経験が、出来たと思います。
この日長男は、発熱のためベンチでの見学となりました。
朝出る時は元気だったのですが、学校で調子を崩したようです。
見学の許可を両親からもらうようにと、学校から連絡をしてきました。
当然許可を与え、急きょ車で会場に向かいました。
帰りの車中で、長男が話してくれました。
‘俺らは、ボールに対してその当事者と周りの2~3人が動くだけ。
F東の選手たちは、他10人が動いていた。’
プレイ以外のことでも、
ウォーミングアップの手助けをしていた長男に、F東むさしの選手が近づいて来て「正ユニホームの色の確認」「トイレの場所」「その他グラウンドの勝手」を手際よく話してくれたそうです。
同じ中学三年生の、そのしっかりとした態度に感心したようです。
グラウンド外のわたしたちが目にした以上のことを、長男たちは感じ取ってくれたと思っています。
また、それを信じたいと思っています。
中学校サッカー最後の試合に、本当によき相手と当たったと心から思っています。
F東むさしのみなさま、ありがとうございました。
全国の頂きに立たれることを心から願っております。
そして、この経験を彼らが良き糧にしてくれるように。
頑張れ、ベンツマークイレブン!
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長男のこと。 2012.10.01
ベンツマークもラストゲームですね。
息子たちも後半10分までは、スコアレスで踏ん張っていたらしいのですが、最後は力の差が出て、大量得点を奪われたようです。(息子から嫁経由のまた聞きですが)
最後は、涙を流す選手もおり、「高校で、頑張ろうぜ!」というラストゲームになったようです。
ってことで、今のところ、息子もサッカーを止めるという話は聞かないので、高校でも続けるようです。
高校での対戦まで、まだまだ先ですが、いつか実現出来ることを期待しています。
お互い、もう少し、追っかけが出来ますかね。
中高一貫親父さま
こんにちは。コメントありがとうございました。
「最後は、涙を流す選手もおり」
そうですか。観ている側の方が、涙してしまいそうですね。
ベンツマークイレブンたちの最終戦は大敗過ぎて、逆にサバサバしているように見えました。
最終戦と言えば、わたしも覚えがなかったのですが、区連盟の試合がまだ数試合あるようです。
ただ先日のブログでも書いたのですが、自らの立ち位置や試合の意義を彼ら自身つかみかねているのではないかと思っているのです。
ご子息がプレイされているサッカー部のように、‘頑張ろうぜ!’と意気が上がるのは羨ましく思えます。
ベンツマークイレブンたちを見ていると、‘来春に向けて’と言ってもどうもピンと来ていないようにわたしには見えます。
私立中学校の三年生はこの時期、モチベーションの保ち方が難しいだろうなぁと思っています。
高校になると、同じ支部。楽しみにしています。
またのコメントをお待ちしています。
ありがとうございました。