勝っちょんぞ。
- 2015.12.02
- 日々のこと
先日の‘静かな’試合を観戦しながら、ある男の事を思い出していました。
リードをしながらも声も出ず、次第に選手の視線もうつむき加減に。
その中にわたしもいました。
そして、あの男が大声を出すのです。
‘勝っちょんぞ!’
後年キャプテンとなる彼は、その試合に出ていた最年少の選手でした。
当時は今と比べると、まだまだ縦の関係が残っていた時代。
勇気が要ることだったと思います。
‘勝っちょんぞ!’
方言丸出しのその言葉、彼の気持ちがストレートに伝わりました。
あの試合。
いつ行われたのか、対戦相手はどこだったのか、出場したメンバーは誰だったのか。
今となっては、思い出すことが出来ません。
しかし、彼の顔、彼のあの一言だけは今でもはっきりと思い出すことが出来るのです。
そして時折わたしの脳裏を横切り、時にわたしに檄を飛ばしてくれるのです。
‘勝っちょんぞ!’
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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