2024年の彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

鍵。

昨日は、自宅の鍵の交換作業を行いました。
この作業は簡単で、今まで私が自分で行ってきました。

今まで?
そう、今回が初めてはないのです。
これで二回目、つまり初めに装着されていた鍵を含めると家の鍵は三つ目となります。

鍵はそうそう交換するものではありませんよね。
では、何故?
長男です。

と言っても高校生にもなって失くすはずがなく(?)、二度とも小学生の時に失ってしまったのです。
信じられない事ですがそれ以来、長男は鍵を所持していませんでした。

人数分の鍵がなかったことも大きな理由です。
が、親は親で子は子で‘鍵を持たせること’‘鍵を持つこと’に不信感を抱いていたのかも知れません。
それ以来、こんな時が長く続いていました。

長男が帰る時間には誰かが家にいるか、
間に合わなければ彼が外で本でも読んで待っているか。
どう考えていても、不便です。
そこで鍵を交換することにしたのです。

無事交換をし終えて、嫁さんと当時の話をしました。

二個目を失くしたのは、新しい鍵を渡したその日、その時だったそうです。
リング状の伸びるキーホルダーにつけて鍵を長男に渡すと、喜んで家を出て行ったそうです。
出たのも束の間、すぐに泣きながら戻ってきたそうです。
どうやら嬉しくて振り回しているうちに飛んで行ってしまい、場所もわからぬ高所に引っかかってしまったらしいのです。

わたしはその話を聞きながら、その時の光景を頭で浮かべながら、笑ってしまいました。
長男はどんな気持ちで帰ってきたのだろうかと?
そんなおっちょこちょいの彼が、今ではディフェンスの中央を任されている。
本当に不思議なものです。

追記
よくよく考えてみれば、
長男が鍵を紛失後この長きに渡って鍵を交換していなかったなんて、何て不用心なことであったか。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

nice! nice!
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