2024年の彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

其々の道。

今日は、地元の話を少し。

長男小六のとき、チームにはでかい選手が二人いました。
一人は長男。
そして、‘彼’。

二人は幼稚園からの幼馴染でもありました。
卒業間近のその時期に、長男は170に届かんばかり、そして彼はすでに超えていました。

彼はトップ、長男はその下でプレイをしていました。
彼らが攻め上がる様は、壮観でもありました。
対戦相手のベンチから、‘ありゃ(=でかさ)、反則だろう!’と声が出たことを今でも覚えています。

‘彼’の生まれた持った運動能力は、凄まじいものがありました。
しかし、何故か冷めている。
あえて目立つことは避けたい。
そんな彼でした。

長男はその逆。
それでも何故かこの二人は馬が合うらしく、いつも同じ場所にいたような気がします。

卒業後、長男はベンツマーク校へ。
彼は地元の中学へ。
二人同じくサッカー部に入部しました。

今思えば、‘彼’はサッカーがそんなに好きではなかったのかもしれません。
そう思えば、あの冷めたプレイもうなずけます。
そして、程なくサッカーから離れてしまうのです。
但し、競技から離れることはありませんでした。

場所を外から内に移して、コートに立っていました。
一年後、彼は都の選抜の一員となり戦いの場を全国に移します。
あの凄まじい能力が目を覚ましたのです。

そして2015年1月、高校生として全国の舞台に再び戻ってきました。

第67回全日本バレーボール高等学校選手権。
通称‘春高バレー’。

あのでかい二人。
異なった道を進みましたが、其々の道で活かされているようです。

1月5日 14時35分 プレーボール

がんばれ、欣也。
がんばれ、ベンツマークイレブン。

nice! nice!
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