中三生のみんなへ。(2014春)
- 2014.05.06
- サッカーのこと
昨日はおつかれさま。
いつもの悪い癖で、説教くさい話をまたしてしまいました。
今日は、僕がなぜグラウンドに脚を運ぶのかを書くことにしました。
以前このブログで、君たちのある先輩とやり取りをしたことがあります。
その時にこんなことを書きました。
‘上手いなぁと思う。
長男の代よりも上手いし、タレントも揃っている。
連携も見事、流れるようなサッカーをする。
けれど響いたのは、長男たちの方かな。
自分の子供がいるということを差し引いてもね。
響くって分かりづらいね。
説明もしづらいんだけどね。
君はどう解釈してくれるだろう?’
そう、僕が望むのは、‘響く’君たちの姿。
これは、本当に説明が難しいのです。
だから君たちに、一枚の写真を見てもらうことにしました。
おそらくこの場面を君たちは、サイドライン際で目にしたのではないかと思います。
まだ背中に大きな名前を付けながらね。
君たちの二年上の先輩たちは、最後の年に春夏と都大会に出場することができました。
しかし、区の予選ではどうしても勝ちきれない相手がいました。
君たちも覚えていると思う、そうO合中学。
最後の夏、支部でまさかの対戦。
お互いの引退をかけてね。
この写真は、ベンツマーク中学が決勝点を取ったときのある選手を写したもの。
彼は、ゴールを決めたイレブンではありませんでした。
しかし、歓喜の輪にいち早く飛び込んできました。
彼がどんな気持ちでこの試合に臨んだか、君たちには分かるでしょうか?
君たちの人生の中で、両拳を天に向かって突き上げる瞬間がどれほど訪れるでしょうか?
僕は、この拳は彼一人のものではなかったのだと思っています。
部員全員の気持ちが詰まった拳だったのだと思いました。
僕は君たちのこんな姿を見たくて、グラウンドに脚を運んでいるのです。
中学三年生の夏、人生で一度しか訪れないその時を悔いのないものにしてください。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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レジェンド。(2014春) 2014.05.08
昨日の試合を見て私も同じように感じました。まさに同感です。
ある方が、三位決定戦で落ち込んでいたイレブンを見て「まだ夏が残っている。もっと本気で練習し、もっと本気で戦え!」と激励していた姿が印象的でした!
自分たちが勝ちきれない理由を見つけ出せることを祈っています。
サッカー観戦好き 様
おはようございます。
>自分たちが~を祈っています。
本当にそう思います。
この夏に、みんなで笑い、みんなで泣けることを願っています。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
昨日の肌寒いどんよりした空から
今朝はすっきり快晴、
気持ちの良い空になりました。
子どもたちは万全ではないで
しょうが、親に比べると
立ち直りは早いのかな?
朝練に出かけて行きました。
グラウンドでいつも響いている
キーパーくんの“切り替えろっ!”
という言葉。
我が家ではこの2日間、
あのマジンブーの意味不明な
“プレイ・オッーン!!”
とともに流行でした。
残念な結果になったけれど
よく頑張りました。お疲れ様。
今の2年生も同じような状況だと
思うけれど2年前の秋から春かな?
相模原のグラウンドで
小さな身体で頑張っていたころを
思い出すと強くなりました。
胸を張っていい。
春もあと一歩まで来たのだから。。
2試合目こそ完敗、
わずかな差((気持ちの差かな?)
で勝ちを逃したけれど。。
でもナスパパのご指摘も
反省しなきゃいけないし、
この悔しさを忘れてはいけないので
少しだけ感想を言わせて欲しいです。
あくまでも感想なので
そのまま受け流すも良し
話し合いしてくれるのも良し。
今回の支部大会、決勝まで
よく勝ち進んだと思います。
毎回同じような展開、
先制を許しても追いつく、勝ち越す。
前半は毎試合いい展開を
みせるけれど点が入らずに
後半へ向かうことが多かった。
FW陣は決定力を
身に着けなければいけません。
絶対に点を取ってやるという
強い気持ち、自分で行っていい。。
シュートは打たなきゃ入らない。
遠くても一人抜いたら打つくらい
の気迫が必要です。
バルサやバイエルンのような
パスワーク、可憐なサッカー
憧れますよね。
でもね、絶対的な強さってやはり
PKやCKで決められる強さ、
セットプレーの精度です。
次に実はここからが大事ですが、
前半の終わりから後半になぜ
やられてしまうか?
DFラインです。
押上げがない。
MFとの距離への配慮不足。
裏を取られるのが怖いのかもしれない。
でも相手みんな脚が早いわけでは
ないので試合中に相手の脚力をみて
ポジションの取り方、マークの付き方
(相手をどれくらい離しても
マークできるか、リカバーできるか)
試合中に修正が必要です。
味方ゴールキックの時には
もっとDFラインを
押し上げないと攻めるスペースを
与えてしまいます。
ヘディングで競った後の
セカンドボールがあんなに
取れないとDF陣は疲れて
やられちゃいます。
はっきりいってそこを2試合目は
ベンチ指示で狙われていた
と思います。
ルーズボール、セカンドボールは
絶対に渡さない。
つまりボランチ、ハーフ陣の踏ん張り。
そしてバックラインと
ボランチとの距離、間合い。
点を取られる、攻められるときは
そこが間延びしてスペースを与えるので
好き勝手に攻撃されてしまします。
マンマークも大事だけど
スペースを与えない、
DF陣のラインとの距離を
意識した守りが重要です。
Jリーグ発足時、ジュビロにブラジル代表の
ドゥンガという選手がいました。
味方は怒鳴るし、ファウルぎりぎりの
プレーはするし、
相手はもちろん味方だってひやひやです。
今だと全盛期からは程遠くなったけれど
ユーベのガットゥーゾ。
彼らに共通なのは絶対に負けない強い気持ち。
殺るか、殺られるか?
今回の決勝2試合を観戦して思いました。
基本的に君たちはいい子です、優しい。
相手は親を含めて(応援の仕方がえげつない。)
○がない。
もう少しいやらしく(エロではなく)
ずるがしこく、強い気持ちで
臨むといいかな?
練習嫌いじゃない、むしろ練習好きな
ことを知っています。
頑張っていることもわかっています。
うるさいおやじの小言です。笑
強くあれ、ベンツマークイレブン。
ガットゥーゾは元ミランです。
パレルモの監督を
解任されています。
こんな間違いをしたら
それこそガットゥーゾに
殴られるかも。笑