大会前最後の練習試合。(高校部・2014秋)
- 2014.11.09
- 高校部練習試合
高校部、新人戦前最後の練習試合を観戦してきました。
相手校は、中学部では同じ支部。
各学年でしのぎを削ってきました。
しかし高校部新チームでは、初対戦。
どんな試合になるだろうかと、わくわくしながら出かけました。
先発メンバーは、前回試合と然程変わらず。
ほぼメンバーは決まりか。
雨の中、キックオフ。
高二生が五名、高一生が六名。
GKとDFを除いた六名のうち、高一生は四名。
サイドハーフより前のポジションとなると、四名のうち三名が高一生。
攻撃陣は、高一生が主体となります。
その攻撃陣が、躍動します。
少ないタッチで、球を動かしていく。
少し前までは、このプレイが行き当たりばったりのモノに見えていました。
今日は、意図として見える。
わたしにはそんな風に見えました。
恐らくわたしだけではなかったと思います。
高校部の総監督が珍しくハーフライン近くまで迫り出し、嬉しげに跳ねていらっしゃいました。
片手に傘を持っていらっしゃったので、その姿はチャップリンの様。
大会に間に合ったか。
2-1の勝利。
以前お話ししたかと思いますが、この二学年で臨んだ二年前の中体連。
恐らく部初の、通年(春夏秋)での都大会出場を果たしています。
特に現高一生で臨んだ秋季大会は、都三位の戦績を残しました。
期待せずにはいられません。
ただ、新チームとなってまだ三か月足らず。
新校舎建て替えという最中、広いグラウンドでの練習は限られ、チームとして一体感はまだまだでした。
今日の出来ならば、少しは戦えそうです。
さて、守備陣。
今日の試合に限って言えば、心配点が二つ。
一つ目。
DFライン、特にCBがボールを持ち過ぎたこと。
ゴール前でこねくり回すプレイは、危険極まりないと思います。
恐らく彼らに聞けば‘ 周りが動かないからだ ’と反論するでしょう。
確かに、そうかも知れません。
だからと言って、あのプレイは頂けません。
セーフティーの観点から、別の判断を選択してほしいと思います。
二つ目。
失点シーン。
自陣ペナルティーエリア外45度の位置から、ミドルシュートを決められています。
寄せが遅れたということでしょう。
ただこのシーンはDFのミスとしてではなく、攻撃の見本として選手たちには顧みてほしいと思います。
あそこでパスの選択を選ばずに、シュートの選択を取る。
相手陣内に侵入し、打てると判断したら迷わず狙ってほしいのです。
これは、先日「ジャイアントキリングを起こすには」で書きました。
まさに、このシュート。
最近はあまり、個別の評価は避けてきました。
ブログを書き始めた頃はよく、良いプレイをした選手を取り上げていました。
今日はある選手へ書きたいと思います。
26.
わたしはこのチーム、随一のキッカーだと思っています。
恐らく斜め四十五度、三、四十メートルならば、ゴール上端隅に入れてしまうでしょう。
その彼が、狙わない。
もしかしたら、安易に打つなという雰囲気があるのかもしれません。
打てると思ったなら、打つ。
そのポジションを任されている以上、パスの選択の方が安易に思えます。
彼には積極的に狙ってほしい。
と思う、わたしは。
これで大会前の練習試合は終わり(と聞いています)。
今日のようなサッカーを初戦にも期待したいと思います。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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