さて、先日の試合。(高校部・2015冬)
- 2015.01.20
- 高校部練習試合
一昨日、大宮まで観戦に行ってきました。
大宮駅で下車。
そこからバス。
そこに広大で整備された河川敷のスポーツ施設。
ここまで来ると、富士山がこんなに大きくきれいに見れるのか。
こんなに山々が見れるのか。
この試合、35分が4本と聞いていました。
一本目。
ほぼベストメンバー。
わたしが考えていたほど、高二生は休みませんでした。
本番の模試が終わった後に行われる同時模試。
急げば、試合にも参加できる時間でした。
間違えたことを書いてしまいました。
‘高二生は来ません。下級生のチャンスです。’と。
皆様、申し訳ございませんでした。
二本目。
一本目から高一生のほとんどが抜け、そのほとんどを中三生で埋めたチーム。
この二ハーフに関して、感想を言います。
まず一つ目。
実はこれは全ハーフで言えること。
サイドハーフの位置取りが悪すぎる。
なんであんなに寄って行ってしまうかなぁ。
例えば、逆サイドでプレイが行われている時。
相手サイドバックが、中に寄ります。
その際に、味方サイドハーフもお付き合いして中に寄ります。
もと居たサイド前方には、大きな大きなスペースが残されたまま。
我慢して残っていれば、大チャンスでしょ。
加えて、彼を使う意図がチームの中で共有されていない。
その所為もあってなのか、やたらサイドハーフが中に寄る。
二つ目。
これも全試合共通。
ファーストタッチの位置が悪すぎる。
ある場面。
向かって右方向から相手プレイヤーが詰めてくる。
そこでトラップした場所は、右前方。
これって、相手へのパス?
強いとか弱いと言うのは、こういう小さな所への思慮なんだと思います。
こんなプレイしているうちは、勝ったり負けたりの連続でしょう。
つまり、常勝チームにはなれないということ。
三つ目。
FWプレイヤーの、芸が無さすぎ。
例えば、相手ディフェンスラインとの裏取り合戦。
駆け引きゼロ。
後方からのパスを待つ際に、何故相手ディフェンスと同じ場所に待ってるの?
一度後ろに戻ったり、斜めから入ったりしてみたらどう?
一度後ろに戻るフェイクは相手を惑わす効果と自身のオフサイド防止にもなるんだよ。
オフサイドばかりおかす小学生に教えること。
‘ パスが出ると思った瞬間に、一度後ろに戻って反転して前に出てごらん。’
これで十中八九、オフサイド病は治ります。
加えてフェイクになって、裏に抜けやすくなります。
この三点がとても気になりました。
ちっちゃなことだけど、これだけでも何点か入るよ。
さて、中三生が五人を占めた二本目。
彼らの感触はどうだったでしょうか?
すでに数名は、一本目、二本目に出だしています。
但し、それはあくまでも上級生に交じってという形で。
それがこの試合、MF/FWはほとんど中三生でした。
プレイしてみてどうだった?
恐らく、満足したプレイヤーはいなかったと思います。
厳しいことを言えば、ダメダメでした。
球を追うのが精一杯。
試合をコントロール出来ていませんでした。
これが当たり前なんです。
上級生との力の差を、今は感じれば良いのです。
身体の強さなのか、技術なのか、判断なのか。
自分に足りない最低限の部分を、この冬の間に考え、埋めて行けばよいのです。
加えて自分の長所をどう伸ばし、アピールするかを。
これが、一本目・二本目を中心にした感想。
じゃ、三本目・四本目は?
評価はしません。
評価されたいなら、二本目以上に上がってください。
この位置に満足しちゃだめだよ。
小さい事、細かい事に気を使い、頭を使えば、容易に上のチームにいる面々を脅かすことができると思う。
上手いとか上手くないと言うのは、こういう小さな所への思慮なんだと思います。
今日もいろいろ言わせてもらいました。
サイドハーフの位置取りは、本当に命取りになるよ。
みんな、いつも挨拶ありがとうね。
恥ずかしがって見せてはいるけど、とても嬉しいんだ。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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