2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

競技なの?学童なの?(中学部・2011年夏)

昨日、ベンツマークイレブンたちの総体区予選準決勝を観戦してきました。
結果は0‐2の完敗。昨日のこのブログで‘この夏の調子を占う大事な試合となる’と書きましたが、う~んという感じです。

前半は押し気味に試合を進めていました。
決定的な得点機会もありました。
しかし0‐0で折り返し。

後半もつれて、一発勝負になると嫌だなと感じていました。
春の支部予選決勝も試合終了間際のミドルシュート一発に沈みました。
昨日の相手も、強い球を放り込んでくるチームだったからです。

不安は的中、中盤のプレスが甘くなってきたその時に、ミドルシュートを決められてしまいました。
そして数分後にも同じくミドルで追加点を。
ここで勝負ありです。

さて今日の題目「競技なのか学童なのか?」です。
これはわたしが小学生チームの指導をしている時に、コーチ間でやり取りされた課題なのです。
昨日の試合を見ていて、ふと昔のことを思い出しました。

ちなみにウィキペディアによると学童保育とは、「労働などの事情により昼間保護者が家庭にいない小学生の児童に対し、放課後や長期休暇中、保護者に代わって行う保育を示す。現在は放課後児童クラブと呼ばれることが多く、行政においても放課後児童クラブという名称を使用することが一般的である」とあります。
言いかえれば、「競技クラブなのか?休日児童クラブなのか?」という課題でした。

当時わたしが所属していたチームは小学校の全面的なバックアップを受けていたこともあり、スポーツというものを競技としてとらえるのか?それとも保育のためのレクリエーションととらえるのか?各コーチの中でも考えの相違が見られました(少なくともわたしにはそう見えました)。

競技として考えると目的はやはり‘勝つ’ことになると思います。
そうなるとどうしても「選手の起用に偏りが出てきてしまい、教育として問題が残る。」という考えの学童派。

一方、「‘みんな楽しく平等に’では、単なる仲良し集団になってしまう。勝つと言う目標があるからこそ、向上心が生まれる。元来自分は保育をしに来たわけではない。」という考えの競技派。

わたし自身は ‘その真ん中って、取れないのだろうか?’ と指導半ばで思うようになりました。
スポーツである以上、勝つことが目標であることに間違いはなし。
じゃどうすれば勝てるのかを真剣に考える。
団体スポーツである以上、一人二人のスタープレイヤーでは勝ち目はない。

特に中高学年ではまず無理。
そうなると、全体の底上げが勝利の必須条件となる。
技術的な上手い下手は当然あるから、プレイヤーをどれだけ一つの方向に向かわせるかが指導の肝。

しかしそうなると、家庭の方針・しつけまで干渉しなくてはいけなくなることも多々ありました。
わたしが指導している時にいつも心を悩ませたのはこの問題でした。
人様のことをあれこれ言える程、自分に自信があった訳では決してなかったのですが、こういう方向に指導しなくてはいけないという考えは芽生えていました。

ベンツマーク中学サッカー部の指導方針は、‘ 勝つことをめざす ’ となっています。
これは保護者説明会で話がありました。
そして日頃の生活態度から厳しく指導することは、志望校を決める際にお伺いした監督先生のお話からも感じ取っていました。
‘共通の目標に向かって、強い意志で子供たちを導いてくれる’だからこそ、この学校、このサッカー部をわたしたちは第一志望と決めました。

さて、昨日の試合に話を戻します。
前述した通り、0-2の完敗でした。
技術的に劣っていたのか?わたしはそう思いません。
しっかり崩して行こうというサッカーは、相手チームに勝っていたと思います。ではなぜ負けたのか?わたしは気持ちの問題だと考えています。

勝負の分析を‘気持ち’の問題で片付けてしまうことに色々とご意見はあるかと思いますが、わたしはまさにそこだと思っています。
それはセカンドボールへの姿勢に表れていました。
わたしはボールへの寄せは、強い意志の表れだと思っています。
勝ちたいという強い意志です。

昨日の試合は、ことごとくセカンドボールを相手に拾われていました。拾われて、振られて、中盤のプレスが甘くなる。
そしてズドーンです。
君達、本当に勝ちたいの?イレブンにそう問わずにはいられませんでした。

ここ数週間、チーム内でいろいろありました。
その影響なのか、イレブン達がサッカーという競技に集中しているのか?わたしには疑問です。

わたしの勝手な推測ですが、指導の先生方もそこに頭を悩ましているのではないでしょうか?
わたしは各家庭とのあり方に心を悩ましました。
中学生ともなれば、家庭というより彼らの自我が影響してくることでしょう。
彼らにとっては成長の証しであり、いろいろと疑問を抱くことも当然のことだと思います。

けれどあえて聞きたい。
ベンツマークイレブン、君達にとってサッカーとは‘ 競技なの?レクリエーションなの?

確かにうざいことはいろいろあるだろう。
しかし君達が、この部活に求めたものをもう一度思い出してほしい。
そして同じ方向を見つめてほしい。

次戦は三決となります。
ありがたいことに、すでに支部予選への挑戦権は手にしています。
しかしここは踏ん張って、良い流れを作って支部予選に臨んでもらいたいと思います。

日時:6月25日(土)15時20分キックオフ
場所:都立赤羽商業高校 (西が丘サッカー場の道をはさんで向かいです)

保護者の皆様、応援に行きませんか!

何だか今日も、まとまりのない長い話になりました。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

 

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