2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

ひとつのパスから。(中学部・2011年夏)

夏季休暇の初日二日、毎度のように試合観戦に行ってきました。

場所は味の素スタジアム裏、土のグラウンド。
二十数年前に、わたしも競技は異なりますがここには練習でよく来ました。
飛田給の駅から住宅地を進んで行くと、甲州街道に出る。
当時そこからは一面、野っぱらのようなグラウンドが広がっていました。

駅周辺の風景は思い出のそれとはまったく異なり、整備されFC東京の街として大きく変化していました。
また数多くの教育機関も引っ越しをしてきたようで、学園都市の顔もちらほらと。
しかしその土のグラウンドに一歩足を踏み入れると、鼻腔に感じるあの砂ぼこり、甲高い飛行音と共に飛び交うセスナ、青春のひと時にひき戻されました。

今は日陰に腰をおろして、ベンツマークイレブン達の姿に目を追わせる。
時の流れを気持ちよく感じた二日間でした。

さて、そのベンツマークイレブン。
初日は東京都ユースU-15の試合。
品川区にある私立中学との試合でした。結果は3-2の勝ち。
二日目は区のジュニアユース連盟の試合。
クラブチーム相手に、2-0の勝ち。
内容はともかく、とりあえず連勝でした。

しかし、この二日間でわたしの目を引いたのは二年生のチームではなく、一年生のAチーム。
いやぁ、つながってるなぁ という感じです。

チームを成して三カ月とは思えない。
まだまだ上級生の力強さには及びませんが、個々の技術、チームとしてのまとまりは現二年の昨年の同じ頃に比べると格段上のような気がします。
長男には‘来春の大会の半分は下級生だな’と嫌味を言ってやったほどです。

その中でも、特に気になったプレイヤーが一人いました。
インサイドのパスをとても丁寧に出すのです。
とてもきれいでしっかりとしたキック後のフォローが、それを物語っていました。
パスの出し手から受け手への気持ちが、本当によく分かるパスでした。
あのパスを見て‘これが、二年生に足りない部分だ’とさえ思いました。

サッカーは団体競技。
「One For All. All For One」なのです。
自分たちを支えてくれる人たち、相手チーム、そしてチームメイトへの深い感謝なしでは競技は成り立たないし、上達もしないのです。
あの下級生のパス一つが、あらためてこんなことを思い起こさせてくれました。

One For All. All For One.

がんばれ、ベンツマークイレブン。

nice! nice!
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