近くて見えないモノ。(中学部・2011秋)
- 2011.11.21
- 中学部練習試合
昨日も試合観戦に行ってきました。
相手は、以前一度おじゃましたことのある吉祥寺の私立中学。
大学の付属校は本当に素晴らしい施設を持っていますね。
昨日は大学サッカー部のピッチをお借りしての試合でした。
先日伺ったM蔵中学といい、紅葉のこの季節、ベンチに座っているだけでも何だか得した気分になるようなロケーションでした。
昨日は幾人かのケガ人が出たらしく、MFが手薄になったようです。
練習試合は生徒たちだけでポジションを決めるらしいのですが、昨日長男は‘俺、今日ボランチをやるよ’と言ったらしいのです。
他のイレブンからは ‘えぇ~’ のブーイング。
ただ一人の子だけが‘俺のお父さんは、○○君は絶対ボランチだよ っていつも言ってる‘と取り合ってくれたらしく、とりあえず出はボランチで始まりました。
確かに長男は、小学校時代 今のポジションよりは前目に位置していました。
しかし入部以来、彼はDF畑を歩み、今ではわたし自身も長男には現ポジションが一番合っていると思っていました。
‘もう少し高めのポジションの方が’と見ていてくれた観戦者の方がいらっしゃるということが、正直意外でした。
さて、キックオフ。
試合結果としては2-1で勝ち。
監督先生は何かお考えがあるのだと思いますが、今年は二年生と一年生は全く分けて試合を行っています。
つまり、一年生からの補強はない状態ではよく頑張ったと思います。
長男ですが、びっくりしました。
親馬鹿で申し訳ないのですが、これがよかったのです。
入部以来DFをやってきたお陰で、ボール奪取の意識がとても高くなっているのと、持久力がついて広範囲に動けることがとてもプラスになっている と思いました。
小学校時代はコーチ陣からは‘○○は、すぐにバテるからなぁ’と言われていたくらいですから、これもこの一年半の練習の賜物なのでしょう。
後半途中からは監督先生の指示でポジションを一つ上げ、トップ下でプレイしていました。
今ボランチをしているプレイヤーは、本当に本当によく動いてチームに貢献してくれます。
ただ、そのプレイが‘ボールを奪う’というところに集約されているような気は以前からしていました。
昨日長男がそこに入ると、前への流れがとてもスムーズに行くように見えました。
とてもびっくりしました。
帰宅後、彼に‘今日よかったんじゃない‘というと ‘そう’の一言。
それよりも試合終了間際に取られた一点の方を気にしていました。
どうやら、自分がマークをずらされたようです。
今後の長男のポジションに関心はありますが、彼自身、ポジションを変えたい気持ちはない様です。
近いと見えないモノもあるんですね。
今日は親馬鹿ですみません。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
<追記>
帰りに吉祥寺の有名‘メンチカツ’を並んで買いました。
待つこと50分。
食卓には一人前=メンチ一つとコロッケ一つ。
ボリュームがあり、わたしたちはこれで十分でした。
ただ長男はとてもお腹が空いていたらしく、メンチをもう一つ追加。
嫁さんもとても喜んでいました。
何故?
彼は並みには食べるのですが、並み以上食べず、本当にひょろ~とした体形なんです。
嫁さんはそこを改善したいらしく、食事の場は彼女と長男のバトルの場と化しています。
「太りやすい体質」「太ると持久力が落ちる」等々彼は彼なりに考えているようですが・・・。
そんなこともあり、自発的に食事を増量してくれた長男に嫁さんもほっとしたようです。
プレイの質を上げるのと同様、身体を大きくすることもよくよく考えてもらいたいなぁと思っています。
- 前の記事
一つの差。(2011年秋) 2011.11.17
- 次の記事
マフラータオルを作るぞ。(2011年冬) 2011.11.30
コメントを書く