啓蟄の君。(2014年春)
- 2014.03.18
- サッカーのこと
彼は、わたしのヒーローである。
農産高校であった練習試合。
長男中二の啓蟄の頃であったでしょうか。
彼は一つ下のイレブン。
わたしにとって全くノーマークの選手でした。
しかし、この試合で強烈な印象を残してくれます。
その後、
春の支部初戦で、先制点。
夏の支部初戦で、決勝アシスト。
そして代表決定戦で、決勝点。
彼の存在抜きにして、長男たちの春夏の都大会出場はなかったと思っています。
中学部から高校部に上がる初めての壁。
それは身体の強さ。
彼は元々、大きな方ではなく、どちらかと言えば華奢。
高校部に合流してこの方、目立つこともなく、A戦でその姿を目にすることもありませんでした。
日曜日に行われた試合のビデオを見ていると、途中で入ってきたイレブンがいました。
当日は他の選手だと思い込んでいました。
この交代を境に、何だか無性に気になる影がビデオをさえぎるようになりました。
恐らく、わたしだけに気になる影なのでしょうが。
ビデオの映像を目で追っていると、あの背番号。
‘おっ!’
・・・やっと穴から出てきたか。
この春、彼が何をしでかしてくれるのかが本当に楽しみになっています。
啓蟄の君が、何をしてくれるのかが。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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