イレブンよ、最後に問う。(高校部・2015夏)
- 2015.08.06
- サッカーのこと
三試合を終えて、1勝2敗。
3得点5失点。
イレブンのみんな、
君たちは、今、何のために戦っているかを感じているだろうか。
おそらく感じてはいまい。
ならば、僕が君たちに教える。
なぜ戦うのかを。
このブログを書く際にこう言った。
‘まさに主観のみで応援記を書きとめる。’
だから言わせてもらう。
僕の暴論を。
夏は、高三生のためにある。
高三生のこれまでが試されるためにある。
自分の子供のために言うのではない。
応援を始めてから、そう思ってきた。
彼らがこの五年間の成長を披露するために、この夏があるのだ。
グラウンドに送り出してくれた親に、グラウンドで指導してくれた先生方に、グラウンドで共に汗を流してきて部員たちに、そしてグラウンドで努力を重ねてきた自分自身にその成長を披露するためにこの夏があるのだ。
その披露の場を一分一秒長くするために、チーム一丸となって上位大会への進出をめざす。
一丸になれるかは、高三部員のこれまでの軌跡による。
チームとして彼らとどうなりたいのか、それが試される。
高三部員を引っ張り出す。
相手に合わせるな。
取れる相手ならば、取って取って取りまくれ。
大差をつけろ。
そして勝って勝って勝ちまくれ。
悔しい思いでベンチにいる高三部員をグラウンドに引っ張り出してやるんだ。
もういちどユニホームを着させてやる。
全治二か月。
手術をした時点で予選に間に合わないことは分かっていた。
受験のことを考えれば、そこで引退も考えられたはず。
しかし彼は合宿にも参加し、尚もサッカー部員としての活動を続けている。
都大会に出場できれば、チャンスができる。
彼にもう一度ユニホームを着せることなくして、何のための部活動だろう。
もう一度、彼にユニホームを着させてやる。
ベンチ登録された高三全部員をグラウンドに立たせる。
一分一秒長く立たせる。
これが戦う目的なのだ。
今、君たちは、感じているだろうか?
僕の暴論。
何か異論があるだろうか?
現実的なブロックに入った。
しかし楽なブロックでは全くない。
ベンツマーク校はいつでも弱者であり、チャレンジャーであることを忘れてはいけない。
しかし、これだけは言っておく。
勘違いをしてはいけない。
強い奴が勝つのではない。
勝った奴が強いのだ。
強い意志を持ち、目標目的を達成した奴が強いのだ。
自分たちが今何を成し遂げようとしているのかを感じて欲しい。
君たちに問う。
なぜ戦うのか。
戦うための価値がこのチームにあるのか。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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