大きなお世話。
- 2015.02.19
- サッカーのこと
先日の試合後、長男は帰宅するなりこう言いました。
‘ 試合中、あまり大きな声を出さないでくれよ。みんな、気にするから。’
大きな声を出し始めたのは、このチームになってからのことでしょうか。
考えるに、理由は三つ。
一、
最上学年の保護者となり、より図々しくなった と思われる。
誠に申し訳ございません。
間違いありません。
二、
カウントダウンが始まり、妄想癖の症状が悪化している と思われる。
‘ 選手権に連れって ’と心では思っていても、やはりそれは口には出せません。
ならば、
引退するまでに一度、ジャイアントキリングを見せて欲しい。
一昨年の春を超えて欲しい。(→東京都二次予選進出)
もっとしっかりせぇ!
わたしは、彼らならば出来ると信じています。
ただ、わたしの勝手な分析だと、それを阻害している大きなものが二つある。
‘ 変な遠慮、変な理性 ’
試合前の彼らの姿を見ていると、屈託のない今どきの青年たちです。
よくしゃべり、よく笑う。
それが試合になると、どこぞの静かな好青年になってしまう。
もっと言いたいことがあるんじゃないの?
何、いい子ぶってるの?
何、遠慮しているの?
サッカーは点取りゲームだと何度も書きました。
確かにディフェンスがよいというのは、強くなるための必須条件だと思います。
しかし、それだけでは勝てない。
点を取らなければ勝てないのです。
理性。
なぜそこで打たない?
なぜそこで、パスを選択する?
君がヒーローになればいいじゃない。
外すことより、打たないことの方が恥ずかしいよ。
三、
わたしが声を出すのは、それが意思疎通の手っ取り早い手段だと気付いてほしいから。
’わたしが声を出す言葉は一つ。
‘ 打て!’
サッカーの原点に気づいてほしいから。
遠慮なんかいらない。
理性なんかいらない。
グラウンドでは、11人の獣になってほしい。
大きなお世話。
・・・・長男はわたしに‘ 遠慮と理性 ’を求めてるのですね。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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