シュート練習の思い出。
- 2015.10.28
- サッカーのこと
小学校チームの指導をしていた時の話です。
区内の強豪チームと合同練習をさせて頂く機会を得ました。
指導はお願いし、わたしたちはその補助を行いながら子供たちの様子を観察していました。
他学年の様子も見学させてもらい戻ってくると、シュート練習が始まっていました。
恥ずかしいほどに外しまくる自チーム。
が、お邪魔したそのチームの子供たちもなかなか大きく外している。強豪と言えども‘まだまだこんなものか’かと。
少し胸を撫で下ろしました。
が、その勘違いに気づいたのは帰りの子供たちとの会話。
‘ お前たち、外しすぎ。もう少し枠に入れろよ。’
‘ だって、バーを狙おうという練習だったんだもん。’
‘えっ、バーを狙えって言われたのか!’
そりゃ、外しますわな。
バーを狙うほうがどれだけ難しいことか。
限られた時間、限られた環境の中でも工夫次第で効果を上げることが出来る。
あのシュート練習が、自分の未熟さを痛感し、指導の奥深さを感じさせてくれたのでした。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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