子の成長。(2014秋)
- 2014.11.26
- サッカーのこと
この題目で、今まで幾度書いたことでしょう。
今日も親ばか話を。
わたしは、このブログの「書き始め」でこう書きました。
‘ 初めは気楽な観戦のつもりが、いつの間にか、監督先生に‘皆勤’と言われるほど通い詰めることに。
指導者時代に感じた‘子供達の成長を見守ることの楽しさ’を未だに忘れられないのかもしれません。
高校生になればまた変わるかもしれませんが、とりあえず今は「来るな」とは長男は言いません。
そうなるまで都合よく解釈をして、長男と彼の所属するサッカー部の応援を続けるつもりです。’
イレブンたちを見続けていると、その成長に‘はっ’と思わされる時があります。
先日の試合では、それは長男でした。
家での彼は、
洗濯物は脱ぎっぱなし・部屋の片づけは出来ず・用済みの弁当箱は常にリュックの底奥深く・この寒さに薄着で寝て・試合にはバタバタ出て行く、
本当に仕様がないやつなのです。
あの試合、技術では明らかに相手校が優っていました。
しかしベンツマークイレブンたちは、その気迫で劣勢を押し返そうとしていました。
その状況下で発した彼の言葉。
‘ ディフェンスを信じろ。前に上がれ。’
はっとしました。
シャッターを押す手を上げ、しばし彼を見つめていました。
いつの間に、こんなに大人になったのだろう。
先日のブログでこうも書きました。
‘応援お父さんたちと話していて、いつも出るフレーズ。
「 やっぱり勝つのが一番だよね。」
わたしもこの派です。
確かにその健闘に、心奪われる試合もあります。
が、勝った試合は尚嬉しい。’
試合が終わった後も(もしかしたら今も)、わたしは彼の成長を感じた、その余韻に浸っていました。
負けて悔しいのは当たり前。
けれど、子供の成長はその悔しさを補って余り多いものでした。
あの試合、応援に来られた保護者の方々もお子さんたちの姿に様々なものを感じられたのではないでしょうか。
親の知らぬ間に、子は勝手に成長している。
つくづくそう思いました。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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