子供がディフェンダーの親の気持ち。
- 2013.09.06
- サッカーのこと
昨日の記者会見で、日本代表ザッケローニ監督がこう話したと記事で読みました。
‘~失点の数が増えてしまった。一つのポジションのせいではなく、チーム全体のバランスが少し崩れてしまったのかなと思っている。’
つまり失点はディフェンダーだけの責任ではないということを言われたのだと解釈しています。
「夏休みに行われた練習試合。地元で行われた関係で、嫁さんと二人で観戦に行きました。出ないと言っていた長男が突如途中出場して来たため、嫁さんは心配でその場を離れてしまいました。」
と言う話を、先日のブログで書きました。
ここまで極端ではありませんが、父親のわたしも毎度同じような気持ちです。
観戦に行っても、他の保護者の方々の話を ‘のんきなことを言って・・・’ と思ってしまうことがあるのです。
‘子供がディフェンダーだったら、そんなこと言ってられないよなぁ・・’と。
長男は、センターバック。
ディフェンスラインの中央、GKの前に位置していますので、本当にドキドキです。
この春からの試合は高三生の引退に絡むものが多く、緊張の連続でした。
なので、ザック(いきなり馴れ馴れしく)の話は、ありがたく感じました。
出来て当たり前、褒められることもなし。
ミスは致命的。
分かってもらえないよなぁ、FWのお父さんには。
(ポジション、ポジションで苦しみは当然あるのでしょうが・・・。)
ディフェンダーをお子さんに持たれる保護者の皆様、そう思うことありませんか?
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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大変ご無沙汰してしまいました。
なので長文になります。笑
高校予選、お疲れ様でした。
あのS学園に1-0、惜敗ですよね。
確かに負ければ何点差だろうと関係ない
のですが、そんなことはありません。
本当によく頑張った、そして惜しかった
と思います。お疲れ様でした。
そしてまた来年に向けて頑張ってください。
が、まず高校サッカー部へ。
さて本題のディフェンダーの父について。
素人(にわかファンのお母さん方)というと
たぶん反感を買うと思うのですが。。。
サッカーはもちろん点を取ることに注目が
いく競技です。でもそれ以上に勝つまたは
引き分ける、つまり負けない(点を取られない)
というのがそれ以上に大事な競技です。
ですから息子さんのように小さい時はフォワード
だったのに身体が大きいからとか、強いから
とか球を取られないからみたいな理由で
ディフェンスにそれもディフェンスの中心選手に
っていう例はいくつもあります。
日本代表のディフェンダーも学生時代は
フォワードだったのにっていう
選手ばかりですよね?
たしか森重もついこの間コメントしてました。
J1入った当初はフォワードからディフェンダー
に下げられて(下がったという言葉がよくない)
ついつい攻めたくてドリブルして怒られたけど
今はディフェンダーの快感にはまっていると
コメントしていた記事を朝日新聞で読みました。
“ディフェンダーの快感”っていう言葉、
これはですね、絶対負けられない戦い(よく
カビラ兄弟が軽々しく言っていますが)を
実際経験しないとわからないと思います。
4点も5点も取って勝つと観客とフォワードは
すごく満足します。
でも本当の強さ、試合達成感は強豪相手に
1点差で勝った瞬間です。
さらに言えば完封(つまり1-0勝利)試合です。
これは監督やスタッフ、またはうしろ
(あえてバックとしません、なぜなら
ボランチなど後ろで守っている中盤の選手も
同じ気持ちだからです。)を守っている選手
のみが共有できる喜びだからです。
そんな目で日本代表やJ1やプレミアの試合を
見ていると感動しますよ、とくに
チャンピオンズリーグ。
お母さん方もTV観戦の目をディフェンダー
中心に変えてみるともしかしたら感動を
共有できるかもしれません。
僕には以前ここに書き込んでくれている
知りたガール風ボーイ君が誰かわかりません。
でも試合やチームを(試合中だけでなく)
冷静に見渡せるのはきっとうしろの子だと
勝手に思っています。
サッカーで中心なのはセルジオやラモスが
なんと言おうとうしろの選手なんです。
そりゃ点を取れなきゃ勝てないけれど
逆に言えば点を取られなきゃ負けないんです。
去年の新人戦の戦いですね、強かった。
(前の子たちがもちろん点を取れたわけですが)
オフサイドを取れた快感、
相手の点取り屋をイライラさせたり、
スライディングして削ったり、
若く戻れたら今の知識でもっと効率よく
守れるのにって思うことが今でもあります。
昔はTVでこんなにサッカーを
観戦できませんでしたから。
長々と書きましたが、ディフェンスの醍醐味
伝わりましたか?
でも以上を集約すると。。。
キーパーはもっと偉いんです。笑
さ、新学期。
キーパーもディフェンスも
そしてフィールド外のみんなも
声を出していきましょうね。
ウルトラの父 様
こんにちは。
いつもいつもコメントありがとうございます。
>ついつい攻めたくてドリブルして怒られたけど
中学の頃の長男を思い出しますね。
このあたりのことは、ブログでもよく書きました。
>ディフェンダーの快感
とまでは言いませんが、DFが大事なポジションだということは途中から分かり出したようです。
以前、聞いたことがあります。
好きな背番号は?
‘No.4’
それは、闘莉王(攻めるDF)だから?本田だから?
‘センターバックの象徴だから’
長男の部屋には、一枚の写真が額縁に入れられて飾ってあります。
それは、最後の中学総体予選で敗れた時に着ていた代表ユニホームの写真です。
センターバックの番号が入っている彼にとっては大事なユニホームだったのだと思います。
地味ですが、奥の深いポジションなのかもしれませんね。
そろそろ新人戦ですね。
試合日程を教えて下さい。
コメントありがとうございました。
ナスパパ