下級生らしいプレイ。
- 2016.02.15
- サッカーのこと
観戦してきた試合のことを長男に話すことがあります。
ある試合のことを話していた時のことです。
‘ 俺、あいつのプレイが好きなんだよなぁ。’
高一生ディフェンダーが途中出場してきた時のことを話しました。
わたし自身は、彼のプレイにはまだ馴染みがなく、長男に聞き返しました。
‘ どんなところが?’
‘○○(高一生)、インターセプト狙いなんだよ。
下級生らしい、思い切りがあるんだ。’
長男は入部以来、一貫してディフェンダーを務めてきました。
その経験のなかった彼に、昔話したことがあります。
‘ ディフェンスの基本って何だと思う?’
答えに困っていた彼に、こう話しました。
‘インターセプトだと思うよ’
サッカーという競技が点取りゲームである以上、ディフェンスは‘守る’ではなく‘奪う’だとわたしは考えています。
その持論を長男に話したのです。
ああ、それを覚えていたか。
ただ、長男が言うのには。
‘‘ 分かっちゃいるんだけどね、指導を受けているうちに複雑に考え始めちゃうんだよね。
○○のようなプレイを見ていると、‘下級生らしいプレイだなぁ’と思うんだよ。
それは良い意味でね。’’
なるほどね。
ポジションにおける役割とは別に、置かれている立場としての役割ということですね。
実社会の縮図。
こうした中で彼らは感じ、考え、成長していくんだなぁと長男の話を聞きながら改めて思いました。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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