ありがとう、高三生。(2015春)
- 2015.04.30
- サッカーのこと
この大会がひとつの区切り。
いろいろな思いで彼らは臨んだことでしょう。
試合はわたしの予想と大きく異なった展開となりました。
がんばれ、がんばれと言いながら・・・。
わたし自身、相手校に強い苦手意識を懐いていたかもしれません。
イレブンたちの心の部分さえ、通じないのではないか。
この試合、下級生のプレイに物足りなさを感じ続けました。
何を遠慮しているのだろう。
遠慮。
わたしはそう片付けました。
しかし試合後、ある保護者の方から言われました。
‘ それが下級生。
物足りなさを感じたのなら、高三生を褒めてあげるべきだよ。’
本当にそう思いました。
最上級生の彼ら。
このサッカー部の在り方を後輩に示すかのように身体を張り続けてくれました。
後半はボールを追う展開に。
体力の消耗も激しかったと思います。
脚も止まり、表情を失う選手も出だしました。
‘ 下を向くな。’
キャプテンがこう言い続けました。
‘ 闘うぞ。’
長男は檄を飛ばし続けました。
1-3.
中学総体で敗れた時は0-3.
この1点が、彼らの三年間の証だったと思います。
ほんとうに、ほんとうに楽しかった。
そして、
ありがとう。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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