都一次予選二回戦勝ちました。(高校部・2013春)
- 2013.05.20
- 高体連サッカー大会
本日、インターハイ東京都一次予選二回戦が行われました。
相手は、T輪高校。
結果は、1-1 延長PKの勝ち。
耐えに耐えました。
前半は風下に陣取り、その強い風に苦しみます。
後半になるまでの辛抱とわたしたちも繰り返し言っていました。
そして後半。
開始1分で先制。
まさかこの後、約1時間もの間、押し込まれ続けるとは夢にも思っていませんでした。
このT輪高校、学校のHPを見ると、今年度まで少数とは言えスポーツ入学があったようです。
インターハイ予選5試合目にして、スポーツエリートチームの洗礼を受けることになります。
後半半ば、ゴール正面でフリーキックを与えてしまいます。
低い弾道のボールが蹴られ、ベンツマーク校DF陣の腕に当たってしまいました。
PKを取られ、同点。
ボランチ二人がDFラインに吸収され、セカンドボールが拾えない状態に。
それでも、一線は守りきりました。
10分ハーフの延長でも決着がつかず、勝敗に行方はPK戦に委ねられることに。
結果、4-1で感動の勝利。
一つのチームとして守り切った、ある意味素晴らしい試合でした。
この後は、本当の意味でスポーツエリートとの戦いになることでしょう。
サッカー小僧たちがどこまで踏ん張れるのか 本当に応援のし甲斐があります。
さて、長男。
この日は、ベンチスタート。
ケガの先輩も何人か戻り、この日の出場は100%ないと聞いていました。
背番号も下がったようですし。
それが試合開始後早々に、ベンチ横でウォーミングアップを始めました。
こちらは出ないと聞いていましたので、‘早いアピールだなぁ’と保護者たちで笑って見ていました。
それが、後半の早い時間に出て来たのです。
先制はしたとは言え、前述の通り押されまくっている状況でです。
血の気が引きました。
‘こんな状況で、一年を出さないでくれ’。
出来は良かったとは言えませんが、必死に走っていたようです。
この日は、サッカー部の保護者に加え、他運動部の多くの在校生も応援に来てくれていました。
観客席は、ほぼ満席。
長男が入ってきた時に、その応援団から多数声援を頂きました。
一年坊主の名前を覚えて頂けるなんて、親としては本当にありがたい光景でした。
今朝起きると、長男の部屋から声が聞こえます。
どうやら、夜中に起きて試験勉強をしていたようです。
ベンツマーク校は、すぐに中間考査が始まります。
すでに朝練の禁止、練習時間の制限期間に入っています。
練習が出来ないこともそうですが、試験勉強のやりくりも大変でしょう。
けれど、あの劣勢下を先輩達と共に戦い、PKで肩を組み、あの歓喜の輪に一緒にいられる幸せを彼には大切にし、この経験を同輩・後輩に還元してもらいたいと思っています。
ベンツマーク高サッカー部は、部の歴史を塗り替えるべく一次予選決勝に臨みます。
試合会場は遠く、キックオフは早い時間になります。
それでも、こんな機会はめったに味わうことはありません。
イレブンたちに感謝、感謝、感謝です。
がんばれ、サッカー小僧たち。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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