甲斐のあった昨日の試合。(2014秋)
- 2014.10.14
- 高校部練習試合
昨日、高校部の練習試合を観戦してきました。
前日に、あるお父様と駅からご一緒させて頂くことを確認。
グラウンドは駅からは歩いて行ける距離にはありませんでした。
‘スクールバスに乗せて頂きましょう’とわたしは安易に話していました。
一応、スクールバスの運行表も確認していましたから。
しかし何故か胸騒ぎがして、約束10分前に到着するように家を出ました。
そのお父様はわたし以上に、胸騒ぎがしたのでしょう。
最寄駅改札に着くと、すでにいらっしゃって、かつバスの運行を確認された様子でした。
‘ 今日は運行していませんよ。’
‘ ええっ!’
もう一度バス停に行き、確認。
確かに「休み」の表示。
わたしの解釈違いだったようです。
近くに停車中だった他社バスの運手さんに聞いてみる。
‘ ○○方面に行くバスはありますか?’
‘ここのバスはあちら方面には路線がないので、分からないんですよ。’
とりあえず、交番で聞いてみることに。
至極丁寧な対応をして頂きました。
‘ このあたりまで行って、後は徒歩になるでしょう。’
幸いなことに雨は降っていたものの、傘をさす必要があるかないかの小降り。
二人で、田畑を横目に見ながら歩いていきました。
この風景が懐かしく自身の昔話にも花が咲き、難なく現地到着。
グラウンドが大学の施設内にあり、遠目からも確認できたのが幸いでした。
近づくとすでに試合が始まっている様子。
先に来ていた他のお父様に伺うと、わたしが聞いていた時刻よりも30分繰上げになっている。
‘ うちの息子が昨日言ってたから。’・・・・。
わたしは聞いていない。
今朝、見送ってやったのに。
・・・。
息子が帰宅しました。
ドアを開けるなり、
‘ 完敗! 久しぶりの完敗! 強かったぁ。’
わたしもそんな印象でした。
相手校は、大学の付属校。
スポーツ校ではありません。
自分たちのやれることをしっかりやっているという感じのプレイスタイルでした。
相手を左右に振り回し、裏から走りこんでくるプレイヤーがもう一度、内に戻す。
最後の失点は、本当にきれいに決められました。
わたしはつぶやいていました。
‘ こういうサッカーを本当はこちらがしなきゃいけないんだよな。’
そして続けて、
‘ 屋上だけで練習していては、こんなサッカーはできない。’
元々、校庭は他部との共用。
そして今は、記念事業の一環で人工芝の張替え中。
使用できない。
大きく場面を展開するような練習は常時行われていないはず。
と言うか、出来ないでしょう。
年内完成予定の新しいグラウンドを楽しみにしながら、恨みもしていました。
これで中間考査前の部活動は終了。
考査を挟み、ほどなくして新人戦予選が始まる予定。
昨日は一本目から中三生まで、約三時間試合が繰り返されていたでしょうか。
完敗した彼らは、中三生の試合が終了する間際まで長いミーティングを行っていました。
彼らの奮起を期待したいと思います。
(気持ちだけを望むのは酷ですけど・・・。)
さて、書かなくてはいけないこと。
中三生の奮闘ぶり。あまりの楽しさに、用を足すのも控えてしまいました。
グラウンドから離れるのがもったいなくて。
動きが速い。
連携がいい。
楽しんでいる様子が伝わってきます。
先制点。
決めた選手も周りの選手も本当に嬉しそうでした。
わたしがよく言う、‘気持ちは伝染する。’
中三生は30分ハーフを二本行いましたが、終始そんなプレイを続けていました。
確かに高校部の一本目が対した相手とは、力が違うかもしれない。
けれど、そんなちゃちゃをいれる必要がないくらい良いサッカーをしていました。
高校部は狭いところでプレイを行っていたような印象でした。
前述の通り、狭い練習場所での練習が癖になってしまっているのかもしれません。
しかし、これは中三生も同じこと。
何が違って見えたのか。
中学部の選手たちは、動きながらボールを動かしていました。
つまり狭いながらも人のいない所でボールを受けるわけですから、結果としてプレイするに十分は広さを確保している状態になっている。
この連休に中学部の新人戦予選を応援に行った時の事。
監督先生に新チームの印象をお伺いしました。
そしてその際に、この中三生の話を伺った時のこと。
‘彼らは、ある時期から成長をし続けている。’
わたしは昨日の試合を観て、監督先生がおっしゃっていた意味がよく分かりました。
何だかいい感じ。
グラウンド上のイレブンは楽しそう。
そして観ているこちらも楽しい。
彼らはこの新人戦までは、お客様。
しかしそれからは、来春の戦力。
試合後の三人での意見交換会、少し入りながら楽しい時間を過ごせました。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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