知りたガール風ボーイ君へ
- 2013.07.08
- 中体連サッカー大会
‘負けました。
これは主観ですが自分達の今日のサッカーは意図のある試合をしていたとは言い難いものだったと感じています。
以前ベスト4を過信ではなく自信にしたいと書きました。
今もこれが間違いとは思っていないです。
ですが負けてみて、春で負けてから今まで「過信しなければ負けない」と過信して練習していたのだと気付きました。
主将、副主将が不在とはいえ、今日負けたのはまぎれもなく相手の実力の方が上だったからです。
この学年は気の良いやつばかりで、それに辛い練習を共にしてきた仲間はやはり普通の友達とは違います。
高校があるとはいえ、ここで辞める部員もいます。
少しでも長くこのメンバーで活動がしたかっただけにさみしく、残念です。
試合の後に泣いていた奴がいたのも、ただ試合に負けたからというだけではないかもしれないです。
悔しくて愚痴をこぼしてしまいました。
応援本当にありがとうございました。’
昨日コメントをもらって、何を書こうか正直迷ったんだ。
励ますか、称えるか、諌めるか。
一日考えた。
やっぱり、
‘おつかれさま’
とまずは言わなくちゃいけない。
ぼくはこのサッカー部の試合を観始めた時から、ここのイレブンでいることは大変なことだと常々思っていた。
肉体的にも、精神的にも。
これは以前、話したね。
だから、心から言わせてもらうんだ。
‘おつかれさまでした’って。
きみから初めてコメントをもらったのが、ちょうど一年くらい前。
あれからこのコメントで四回目だね。
本当にありがとう。
この間、ぼくはきみの成長を感じている。
サッカーではないところ。(これは分からないものね)
きみのコメントにね。
今回のコメント。
何度も読み返したよ。
すっと読めたんだ。
だってぼくもそう感じたから。
試合の分析、相手の評価・・・。
試合を観戦した上でそれでも、ぼくは書いた。
「イレブンたちは奮闘してくれました。」
きみたちは、今ある力を出し切ったと思うから。
けれど、何かが足りなかった。
相手の何かが、ほんのちょっときみたちを上回ってしまった。
過信のまま終わらず、そこに気付き、それを素直に口に出せたことが、きみの成長なんだと思う。
もう一つ。
きみの文章。
今までの三通よりずっとしっかりしている。
別人と話しているようだよ。
しっかり伝えようという気持ちがこもっている。
何かが変わったのだろうと思わざるを得ない。
そして何度も何度も読み直した。
「応援本当にありがとうございました。」
ぼくは、君たちをそしてこのサッカー部を応援してきて本当に本当によかった。
ぼくは、きみを知らない。
けれど、知りたガール風ボーイ君、
ぼくは、きみの姿をこれからも見続けたい。
足りない何かをさがしてもらいたいとも思う。
その過程を応援し続けるのが、今のぼくの喜びだから。
・・・いつもいつも説教くさくてごめんね。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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