2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

夢の続きは高校で。(2015夏)

残念ながら、三年ぶりの夏の都大会出場はなりませんでした。
わたしが観戦してきた学年で、一番の成長ぶりだったかもれません。

観戦の基本は長男のいる学年で、他の学年はその合間にしか観ることが出来ません。
ただ、中体連の大会の予選だけはなるべく多く会場に脚を運ぼうと考えてきました。
つまり集中して観戦できるのは、ほんのひと月足らず。
そんな短かい時間の中でさえ、子供たちはその成長する姿を見せてくれるのです。

前半、先制点を許します。
後半に同点。
そのまま延長にもつれ込みます。
延長後半に均衡を破られ、そのまま終了。

 

試合の途中から、わたしは勝敗とは別のことを考えていました。
この子たちは高校部に移ったのち、どんな活躍をしてくれるのか。
わたしは光を感じていました。
この子たちに。

この学年には他の学年に見られない強さがあります。
それは縦への意識。
そして、ボールを持ち込もうという意欲。

ある時期の日本サッカーには‘パス回しの上手い’選手をもてはやす傾向があったようにわたしは感じています。
その流れは徐々に変わりつつもありますが、まだまだその名残りは強いと思っています。

サッカーは点取りゲーム。
いかに失点を防ぎ、いかに相手のゴールにボールを叩き込むかの競技なのです。

ベンツマーク校の数々の試合でも、‘なぜここで打たない!’‘なぜここで回す?’
どれだけ叫んだことか。

 

今日の試合、両サイドから、中央から、ドリブルでの突破は相手を圧倒していました。
ペナルティーエリアに迫っても、縦に突き進んでいくあの姿勢。
わたしは、そこに光を見ていました。

この学年は、弱いと聞いていました。
それは間違いなのだと思います。
助走に時間のかかる学年だったのだと思います。

そして、自分たちのサッカーに自身疑問を抱いていたのではないのでしょうか?
(見た目で)代表とは違うサッカーをしていても良いものなのだろうか?

わたしは今日の彼らの姿を観て、
彼らがこのベンツマーク高校サッカー部をサッカー本来の姿に戻してくれるのではないかと感じました。

 

とはいえ、負けは負け。
悲しいけれど、毎年イレブンたちに投げかける言葉を今年も彼らに言わなくてはいけません。

中三生のみんな、今日の試合はどうだった?
正直、ぼくは勝てたと思う。
けれど、負けてしまった。
それは、相手より少し足りないものが何かあったのです。

全国までつながる中学総体。
勝ち続けて終われるのは、全国で一校のみ。
ほとんどのイレブンが、夢を残して終わるのです。
だから、わたしは君たちに言うのです。

夢の続きは高校で。

夢はまだ終わったわけじゃない。
まだ途中なのです。

 

ご苦労様、そして、本当にありがとう。
わたしの予測を遥かに超えて成長していた。
自分たちを信じて、これからもサッカーを続けて欲しい。
今日の君たちは、本当に素晴らしかった。

 

がんばれ、ベンツマークイレブン。

 

nice! nice!
読み込み中...