8月16日。（2015夏）

初戦当日。
これからは一戦一戦が最後の試合になるかもしれない。
しっかり声をかけて、送り出そうと思っていました。

そんな気配を察してか、そんな言葉をかけられても気恥ずかしいのか、
‘ 行ってくる！’
とひとこと言って、長男はそそくさと出ていきました。

とりあえず試合は勝利。
帰ってきた長男の第一声。
‘ 今日は来てたねぇ！！’
観戦者の数を言ってきました。

ピッチに立ってしまえば、最後のホイッスルが鳴らされるまでは、
長男にとってはなんら変わらない、いつもの試合なのだ。
そう思いました。

そして最後の試合が訪れるのです。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

nice！

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