2024年の彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

長男の笑顔。(2011年春)

毎週のように観戦に行っているうちに、自然と他の保護者の方々とも親しくさせて頂くようになりました。
お話をさせて頂いている中で、親子の接し方についての話題が出る時があります。

「なんだかいつも、ぶすっとしている」、「嫁さんとはよく話しているみたい」、「絶対に来るな!って言うんだよなぁ」等々。
うちの場合も、わたしが目的を達成するまで聞き続けるため、長男も渋々答えてくれているといった感じでしょうか。

以前にもお話しましたが、有り難いことに長男は「来るな」とは申しません。
それでも入学時に比べれば、少しずつ条件が加わってきました。
「あまり早く来るな」「目立たないところにいて」などですが、彼の年頃から考えれば、まぁ、当たり前のことでわたしも出来る限り注意はしています。
年々少しずつ寂しくはなりますが、成長の証しとして喜ぶべきことなのでしょう。

さて、先日の東京都ユース(U15)サッカーリーグの試合の際、長男はハーフタイムに貧血でいきなり倒れてしまいました
。監督先生に呼ばれ事情を伺っていましたが、その時にはもう血の気も戻って来ており、‘大丈夫だから’を繰り返していました。

監督先生とお話して、この後の様子を見て調子が悪そうならばわたしが連れて帰るということになりました。
結局、元気そうだったので、試合後わたし一人で帰宅の途につきました。
長男も親に付き添ってもらって帰るというのは、バツが悪いでしょう。

しかし、帰宅途中何だか気になって、駅の改札で持つことにしました。
なかなか長男の姿が現れません。
やっぱり一緒に帰って来るべきだったかな と思い始めた頃、階段から下りてくる長男と目が合いました。
その時、長男がニコッと笑ったのです。
ふと、小学生の頃の長男の姿を思い出しました。

なんだか最近大人びて、反抗的になってきた長男ですが、あの笑顔を見たときにいつもの憎たらしさがその一瞬、飛んでしまいました。
‘今日も応援に行って良かったなぁ、これからも見続けよう‘とあらためて思わせてくれた、長男のその笑顔でした。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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