わたしなりの分析。(高校部・2015冬)
- 2015.01.14
- 高校部練習試合
と言いますか、他のお父様方との話のまとめです。
前回のブログ。
練習試合の意味ということを中心に、言いたいことを言わせてもらいました。
今日はその戦いぶりの感想。
相手校との一番の違いは、スピード感。
ボールをトラップした時の、スピード感が全く違いました。
より具体的に言えば、スピードを乗せるためのスペースの使い方が全く異なりました。
例えば、サイドスペースの使い方。
セントラルハーフ(CH)、サイドハーフ(SH)、サイドバック(SB)の動き。
ベンツマーク校。
CHからSHの足下にパスを出します。
この時点で、速度0。
動いていない相手が対象ですから、ディフェンダーもある程度余裕をもって対処ができる。
時には、すでに囲んでいる。
動けなくなったSHを援護すべくSBが追い越していく。
が、所詮、縦を切られた限られたスペースに走り込まざるを得ない。
結局、外に追い込まれる。
相手校。
CHからSHの前方にパスを出します。
この時点で、速度ノリノリ。
そのまま縦に走り込むかと思いきや、内に切れ込んでいく。
対面のディフェンダーを引き連れて。
前方にさらなる大きなスペース。
ここに内側に切れ込んだSHから斜め前方にパスが出る。
スピードに乗って入り込んできたSBが、余裕をもってセンタリング。
サポートに来たディフェンダーは、全くついていけない。
例えば、バイタルエリアの使い方。
セントラルハーフ(CH)、トップ(FW)の動き。
ベンツマーク校。
CHからFWの足下にパスを出します。
所謂、当て。
もう一度、CHに戻る。
パスの意識が強いのか、流れながらサイドのスペースを探す。
探しながらの動きに速度は無し。
しかも、ゴールから遠ざかっていく。
遅くしかも遠ざかる相手が対象ですから、ディフェンダーもある程度余裕をもって対処ができる。
時には、すでに囲んでいる。
結局そこで奪われるか、横パスに逃げるか。
相手校。
CHからFWの足下にパスを出します。
もう一度、CHに戻る。
この時に、助走をつけて縦に入ってくる。
一義は、シュートでしょう。
ファーストタッチで、すでにラインを越えている。
速度をつけて、ゴールに最短距離で走りこんでくるCHを止めきれない。
下手に倒そうものなら、即PK。
このプレーの違いは、チームの戦い方の違いなのでしょう。
相手校が展開したサッカーをベンツマーク校の試合で観たことがないですもの。
スピードに乗った波状攻撃は、止められないでしょう。
ベンツマーク校のパスサッカーにこんなオプションを加えられたとしたら、どんなに楽しいことでしょう。
と、感じたのは観戦者だけ。
イレブンのみんな、何かある?
がんばれ、ベンツマークイレブン。
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