2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

決めごと違反だが、気持ちは分かる。(中学部・2011年冬)

クリスマスの日に、東京都ユース連盟U-14フレッシュカップの予選ブロック最終戦がありました。
試合前の時点で、勝つか引き分けるかで予選通過ができる位置にいました。

クリスマスそして日曜日の19時、清瀬市のピッチにて、キックオフ。
空気が澄みきっていて、星のきれいな夜でしたね。
東京も少し離れれば、まだまだこんなに星がみれるんだなぁと違うところで感激していました。

さて、試合。
この日のベンツマーク中学サッカー部は、一年生主体のチーム。
二年生は、長男を含め三人だけ。
運悪く、学校のスキー教室と日程が重なってしまったからです。
それでもテクニックでは上級生に負けない一年生ですから、いい試合をしてくれるのではないかと楽しみにして行きました。

結果は、0‐6の完敗でした。
ボールへの寄せ、当たり、ここで力負けしましたね。
中学に入って数カ月の子達と、すでに数多くの場数を踏んでいる上級生との一番の違いが出てしまいました。

大敗でしたが、わたし自身は悲観的なことは感じませんでした。
みんな一生懸命、ボールを追いかけていましたから。
よい経験になったことでしょう。

長男ですが、この日もディフェンスライン中央で先発。
ポジション以上に、上級生の自覚として大きな声を出していました。
わたしの場合、これだけで満足。
常日頃から長男には‘お前の価値は、声出しだよ’と言っています。

残念ながら、ベンツマーク中学サッカー部の子達はおとなしい。
声も出ない。
群を抜いて図体の大きな長男が声を出せば、士気も上がるだろうと思っています。

ハーフタイム頃までは、馴れないメンバーたちを後ろから叱咤激励をしていた長男でしたが、ある時から前の方にスルスルと。
終わり20分は真ん中から最前線にかけて、走り回っていました。
どうやら自己判断で、ポジションを変更したようです。

おそらくリズムを変えたかったのではないでしょうか?
残念ながら、点を取るという結果には結び付きませんでしたが、わたしは正当な判断だったと思いました。

試合をしているのは、やはりプレイヤーです。
自己の欲望のためのスタンドプレイは絶対に許されませんが、戦況を判断して変化を起こすことはプレイヤーの成長には必要なことだと思うからです。
特にこの時間帯は、11名中9名、一年生がプレイしていました。
上級生として、‘なにかしなくては’という使命感に駆られたのだと思います。

試合後、ミーティングで監督先生は言われたそうです。
「○○の取った行為は、チームの約束事としてはルール違反だ。けれど、その気持は分かる」と。
長男も、この言葉は嬉しかったのではないでしょうか。

自己の判断と責任で行動してみる。
こうして成長して行くのでしょうね。

それから、試合は残念でしたが、この日ちょっと嬉しかったことがあります。
一年生の保護者の方が、子供たちに差し入れをしてくれたのです。
シュークリームです。
クリスマスの夜に、何と心やさしい気遣いでしょう。

先生、子供たち、そして保護者でこれからもこのチームを盛り上げて行きたいなぁとあらためて感じたその瞬間でした。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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