指導に望むもの。
- 2011.02.28
- その他
わたしは以前、少年サッカーの指導をしていました。
その経験を通じて、強く思ったことがあります。
‘企業と同じく少年サッカーチームも、しっかりとした理念を持つほど強い集団になれる。あらゆる実力を受け入れる草チームほど、それが重要である’
わたしが指導していたチームは、高学年で伸び悩みました。
‘何故?練習量は、他のチームに負けてない。何故なんだ?’
悩んだあげ句、ふと思いました。
‘この子たちは、サッカーをする準備がまだできていないんだ・・’
遅刻、忘れ物、用具のメインテナンス、準備・後片づけは人まかせ、ひとの話を聞かないその他諸々あげたらキリがありませんでした。
わたしはその時に、この小学校チームには「年相応の当たり前のことを、当たり前のように出来る子どもを育てる」という理念が必要なんだ。
それを自分たち指導者が、怠ってきたつけが今来ている と思ったのです。
検証をすることは出来ませんでしたが、指導を退いた今でもそう思っています。
そしてこのことはまさに、中学の部活にもあてはまることだと思っています。
先日もお話しましたが、長男の入部後、このベンツマーク中学サッカー部には ‘ サッカーをする資格 ’ なるものが存在することを知りました。
詳しくは理解していないのですが、わたしはこの‘資格’なるものがわたしが思う ‘ 理念 ’ のようなものであって欲しいと願っているのです。
わたしは、ベンツマークイレブンたちがしっかりとした下地の上に、部員一丸となって強い集団に育っていくことを願っています。
そして、彼らをそのような人間に育ててもらいたいと 指導をお願いする先生方には心から望んでいます。
ベースは家庭にあるんですけどね。
がんばれ、ベンツマークイレブン。
- 前の記事
大事な時間。 2011.02.26
- 次の記事
長男が変わった。(2011年春) 2011.03.02
コメントを書く