2023年の彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

掲示板サイトへの投稿について。

ある教育掲示板サイトに、サッカー部についての投稿がなされました。
これをたまたま目にしてしまいました。

実はこの題目について書くのは、今日二回目です。
この投稿に関しては、すでに掲示板にて他の保護者の方からのメッセージがありました。
投稿者に対して深い愛情を持って書かれており、わたしが出る幕ではないと思い、今朝書き込んだ内容を削除させて頂きました。
ただ、ベンツマーク中学サッカー部がなぜ遠い場所にて、それも顧問の先生のご自宅近くで練習を行うのかだけは、書いておきたいと思いました。

投稿内容は以下の様なものでした。
「練習場所が遠くて、交通費がかかる。その練習場所が、先生の自宅の近くである」
このあたりは、以前このブログで触れました。
投稿内容は、その通りだと思います。

交通費は、馬鹿になりません。
うちの長男の場合、朝一番の練習などは時間的にも大変そうです。
けれど、わたしはそのことについては感謝しています。
わたしも以前、小学生チームの指導をしていましたからその苦労が分かるのです。

指導者が常に頭を悩ます問題に、(練習場所の確保)と(試合相手の確保)があります。
これは都心に近づけば、近づくほど深刻な問題でしょう。
そしてこの両者は、密接に絡んでいます。

試合をするには、グラウンドが必要になる。
グラウンドを持っているチームは、試合相手として優遇される。
自然の成り行きですね。

ベンツマーク中学は現在新校舎の建て替えが行われており、ホームとしての試合が組めません。
しかし、それは以前から同じ状態でした。
近隣の在住者との関係で、基本休日には校庭が使えないからです。

では、どうするのか?
練習を、そして試合をしたければ、校庭以外にグラウンドを確保しなくてはなりません。
当然、使用料がかかります。
しかし、どうやら、学校からはその補助が出ていないのか、出ていてもその額が少ないようです。

先日、代々木公園内のグラウンドで練習が行われました。
都心にあり、交通の便もよく、駅からも近い、条件のよいグラウンドだったようです。
先生に伺ったところ ‘学校の建て替えの関係で、補助が出たんですよ。運よく、抽選にも当たりました’ ととても嬉しそうにおっしゃっていました。

と言っても、毎回の練習にそんなグラウンドは無理でしょう。
そう毎回、学校からの補助を期待できる訳でもなし、抽選が当たる訳でもなし。

さて、どうする?
熱心な指導者なら、しますよね。
‘無料で借りられる、尚且つ 抽選の優先がある’地元のグラウンドを抑えます。

わたしが以前在籍していた小学校チームでは、保護者の方々がその担当をなさって下さいました。
毎月、抽選に行かれていました。
それを、ベンツマーク中学では監督先生がお一人でなされているのです。

地元のグラウンドがだめならば、他の公共グラウンドにも抽選に行かれています。
実はわたしもその抽選に際して、名を預けている一人ですから、よく知っています。
そんな理由で、ベンツマーク中学サッカー部の休日練習場所は、先生のご自宅の近くや、大井競馬場あたりの公的グラウンドに集中してしまうのです。

校舎の建て替えで校庭は人工芝へと変わりますが、その代り広さがなくなると聞いています。
フットサルでもない限り、今後、校庭での公式戦は永遠に組めないでしょう。
そして、グラウンド確保の使命は、ますます重くなってくると思います。

さて、ちょっと一言。
今回のグラウンドの件にも絡むのですが、わたしは中学生ともなればそろそろ感じて欲しいと思うことがあるのです。
それは感謝の気持ちです。
そして、サッカーをできる有り難さや、喜びも感じて欲しいなぁとも思うのです。

恐らく小学校の時は、練習場所・試合相手の確保を初め、グラウンドの整備、送迎、安全の確保、帯同審判その他諸々を保護者や指導者等の大人が行ってくれたことだと思います。
このあたりは、みんなも中学生となり、色々と仕事を分担してくれていますね。

しかしまだまだ多くの大人たちが、君たちがサッカーと言うスポーツを行えるための手助を惜しみなく行っています。
これだけの練習が出来て、これだけの試合が組まれていることに感謝する。
毎回、そこに送り出してくれる両親に感謝する。

そして、自分の精一杯の努力をする。
こんな気持ちを持てるようになったら、サッカーに対する姿勢も自然と変わって来るんじゃないでしょうか。
大事な試合にも勝てるようになるのではないでしょうか?

ここんところ、説教くさい話が続き、すみません。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

nice! nice!
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