2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

声。

三決に勝ち、ベンツマーク中学は区を三位で通過となりました。

試合から、三日が経ちます。
しかし、悔しさはいやされません。
試合に負けた悔しさではありません。
内容にです。

この代の技術の高さについては、何度もこのブログで書いてきました。

一人の持つ力を仮に「1」とします。
フィールドには11人いる訳ですから、その力は単純に考えれば「11」。
しかしこの力は、プレイヤー次第で大きくも小さくもなると思うのです。

いったん試合が始まれば、試合を作っていくのは選手たち。
監督やコーチではないと思います。
‘ない’とは言えませんけど。
ただ、この‘ない’の割合が高ければ高いほど、そう、選手たちが作る割合が高いほど、試合は高いレベルのものになっていくと思うのです。

野球で例えてみます。
投手と捕手。

試合前、試合中に監督から攻め方の指示も出るでしょう。
ただ、グラウンドに立っている二人にしか分からないことも多いはず。
打者の立ち位置、調子、そして投手自身のその日の調子・・・。

それを会話やサインで補っているのだと思います。
このやりとりの出来不出来が、投手の力に大きく影響するのではないでしょうか。

サッカーに戻ります。

中学年代のピッチサイズは、大人と同じ。
最大120x90Mです。
ただ、よほどしっかりとした会場でない限り、このサイズでは行われないでしょうね。
90x70Mくらいでしょうか。

それでも広いスペースであることに、変わりはありません。
この広い、広いスペースを11人で共にプレイするのです。
一人ではないのです。

試合が始まり、自分の調子が分かりだします。
そして対峙する相手との力関係も。
全体を見渡せば、味方チームの状態、そして相手チームの状態が徐々に分かってきます。

野球なら、
情報では速い球が弱いと聞いていたが、そうでもない。
変化球の方が、有効だ。

投手や捕手は、そうして配球を変えていくのでしょう。
打たせる方向によって、内外野の位置も指示するでしょう。

サッカーも同じだと思います。

試合が始まり、状況を判断し、考え、その広いピッチで共に戦っている味方と情報交換を行う。
その手段が、声と言うことですね。

話を戻せば、この声=意思疎通によって、11の力がそれ以上にパワーアップする可能性もあるということになりませんか。
逆に、自力の劣るチームでも選手たちのピッチでの判断・行動・疎通によって、11の力を破ることが出来ると言うことだと思うのです。

わたしが口惜しくてたまらないのは、11の力を11のままにしていること。
この代の試合を何試合観たことでしょう。
しかし、選手が互いに声を出し合って、判断のやり取りをしている姿を観たことは一度もありません。
いわんや、励ましあう姿をやです。

誰かがそれをしてくれるだろうと思っているのかもしれません。
それが、前回書いた「勝ちたい気持ち」の欠如だと思うのです。

本当に勝ちたいなら、自分の声で判断を味方に伝えてみたらどうだろう。
本当に勝ちたいなら、自分の声で味方を励ましてみたらどうだろう。
本当に勝ちたいなら、自分の声で味方の奮起を促してみたらどうだろう。
本当に勝ちたいなら・・・。

例え言い争いが起こったとしても、これをけんかとは言わないのです。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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