さぁ、支部予選。(中学部・2011夏)
- 2011.06.27
- 中体連サッカー大会
週末、X区の三決、決勝が行われました。
先ずは決勝。
ここ二大会区の予選を制してきたK中と同じく区の強豪W中との対戦。
試合早々にK中が先制点を奪った時には、このまま行ってしまうだろうと予想しました。
と言うのも、K中は粘り強い試合運びをするカラ―、対してW中は力強いが少々粗削りのカラ―とわたしは両校を見ていたからです。
このまま確実に追加点を重ね、K中が勝ちかなぁと。
しっかり予想ははずれました。
この日のW中は力強さ=力強いプレスとなっていました。
試合途中から中盤をほぼ支配し、同点に追いついた後はW中が決勝点を奪うかK中がドローPKに持ち込むかという展開になっていました。
そして後半終了間際、W中待望の決勝点。
そのまま区の優勝を飾りました。
ベンツマーク中は春の予選、そして今大会と二大会連続でW中と戦いました。
春に両校の試合を観戦した時には、W中の粗削りすぎる試合運びとラフプレイを口惜しく思いました。
それをこの二カ月の間に、うまく修正してきたなぁと感じています。
W中、区大会優勝おめでとう。
さて、問題のベンツマーク中。
愛すべきチームを‘問題’と書かざるを得ない訳は、このひと月のブログで書き連ねました。
つまりわたしの感じるところ、チームにまとまりがないのです。
共通の目標に向かって行こうというまとまりが。
先日のW中との試合後、‘ 技術優先の選手起用よりサッカーに対して真摯に向き合っている選手を起用して負けた方が悔いが残らない ’と監督先生があえておっしゃったそうです。
そして三決、その言葉通りの先発メンバーとなりました。
ここ数カ月先発に名を連ねて来たプレイヤーがごっそりベンチスタートとなりました。
試合終了までこの姿勢は変わらず、交代で入って来るプレイヤーもわたしにとって未知なる選手達ばかりでした。
試合は負けましたが、正直わたしはなんだか清々しい気持ちでグラウンドを離れました。
‘そうか彼らが練習を手を抜かずこつこつ頑張ってきたベンツマークイレブン達なんだぁ’と。
彼らのプレイする姿を、公式戦で目に焼き付けられたことを本当に嬉しく思いました。
監督先生は厳しい選択をしましたが、一方でこの後の予選の行方を考えれば、日頃頑張っているプレイヤーに出場機会を与えるのはこの試合しかなかったかもしれません。
わたしはベンチで待機になったイレブンにも、そして一生懸命プレイした彼らにとっても先生からの愛情だと思って欲しいのです。
彼らにはまだ分からないかもしれませんが。
この後、支部予選に入ります。
ベンツマーク中は四位通過となりましたので、一試合多く戦わなくてはなりません。
しかしわたしはこれはラッキーだと思っています。
まだまとまり切れないチームには、一試合でも多くの時間が必要です。
ここで負けるようならば、元から都大会出場など夢のまた夢だったということでもあります。
さて最後に長男のことを少し。
今回の先発メンバーに彼の名前がありました。
つまり先生方からは ‘ 手を抜かない選手 ’ と一応認めては頂いたことと判断しました。
小学生の頃の彼を考えると、多少は成長したのかと思います。
当時はグダグダでしたから。
決して上手い子ではありませんので、姿勢だけでもこのままを貫き通して欲しいと思っています。
さぁ、支部予選、がんばれベンツマークイレブン。
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