2020年に向けて彼らの挑戦が始まりました。イレブンへの応援を宜しくお願い致します。

「やりきれ!」

ベンツマーク中学サッカー部 監督先生の口癖です。

昨夜、家族で夕食をしに出かけました。
大学受験を控える長女を激励し、中学サッカーを終えた長男を称えようということでした。
長女の帰りが遅く、先に長男と二人で店に出かけることになりました。

行く道、
‘父さん、今日は気持ちでやられた。’
‘ファールをくり返しちゃったよ。こんなこと初めてだった・・・。’
‘あの気持ちの違いは、何だったんだろう?’
と長男は話しかけてきました。

わたしはわたしなりに、相手校の気持ちの強さの理由を話して聞かせました。
なぜ、向上心を持つのか? 持たなくてはいけないのか?
長男は分かった様な、分からない様な返事を返してきました。

話は、少しさかのぼります。
長男は、幼稚園からサッカーを始めました。
好きこそ何とかで、そこそこボール扱いは上手くなりました。

しかし、そこまで。
サッカーは遊びの域を超えず、競技としての動機や目的を持ちませんでした。
彼の意識を180度変えてくれたのが、冒頭の監督先生だと思います。

最初の保護者説明会では、‘部の目的は、競技として「勝つ」こと’と明言されました。
その目的のため、日頃の生活態度・サッカーへの姿勢その他を厳しく諭されました。
そして競争意識も。

今持っている力でやりきる。
それがチームの為になり、自分の成長の礎になる。
‘やりきれ! やりきれ!’

あれほど持久走嫌いだった長男が、ひまを見つけては走りに出かけるようになりました。
考査中の練習のない時は、特に不安になるらしく、勉強の合間に毎日出かけて行きました。

あれほど練習嫌いだった長男が、練習に手を抜くことを極端に嫌がるようになりました。
手を抜かない同級生数人を、口癖のようにほめ称えていました。

しかし、まだ持ちきれていない、やりきれていない気持ちの部分を最後の最後で認識したのかも知れません。
自分は、誰のためにサッカーをしているのか?
自分は、サッカーとどう向き合いたいのか?

わたしは、サッカーの神様はいると思っています。
しかしその姿は、サッカーに真摯に向き合っている選手にしか見えない。
神様は、改心した長男に最後の最後にチャンスを与えてくれたのだと思います。
東京C鮮中学校という良き相手を与えてくれました。

長男は、明日から高校サッカー部の合宿に参加します。
これから三年間、気持ちも新たにサッカーに向き合うことだと思います。
やりきれ、やりきれ。
サッカーも勉学も、そしてこれからの人生も、やりきる気持ちを常に持ち続けてもらいたいと願っています。

がんばれ、ベンツマークイレブン。

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